卓上の静物

■鬼灯(ほおずき) 

だからお盆のお供えに使われるのか?それとも形があの世の門の番人が、お盆に現世に帰る人々の足元を照らす為に持たせる提灯から名付けられたのか?通常では見えないが、鬼灯の中には赤い実がひとつ入っている。調べてみると白い花と一緒に実がなり、それを花の「額」が提灯の様に実を包み込むらしい。赤い袋は花の額の変形したものだとか、食用の実もあるなどこの歳になって初めて知った。袋の中のトマトの様な実を中身を空にして吹くと鳴るというが、これも経験がないのでどんな音だかわからない。 この鬼灯を見る度に夏の終わりを感じる。                      

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