■人類の始まりからの永遠のテーマかもしれない。 その訳となると、なかなか簡単には説明がつかないが、ここではただ単に美しいとだけ記しておく。風景であれ、動植物であれ美しいものを描きたくなるのは絵描きとしての本能で、古今東西さほど違いがなく、世に名画と称される作品には女性を描いたものが多いのも興味深い。私如きの落描きは鑑賞に値しないが、そんなこんなを想いえがきながら私も描いてみたのでご覧ください。
■古今東西に女性を描いた名作は数限りない。
その理由も今も昔もさほどの違いがないと思う。
美しく憧れる存在を永遠に描き留めたいと願うのは画家だけに止まらず
妖艶にして魔性が備わる故か、数々のドラマにも登場するのである。
白いヌード
躍動感を描く
■日本の男は西洋人に比べると、ダンスなどは日頃からよほどの素養を積まない限り台無理なこと。
「奥様お手をどうぞ」などと言えるのは映画の中でのセリフである。
日本がいくら欧米並みの経済大国にのし上がったとしても。どうにもならない文化的なこ違いもあって、
その一つが男尊女卑を唱えながらの小心者の男社会が根強く残っていて、元々女性は美しいばかりではなく、
偉大で逞しいのでもっと敬意と尊厳を表さなければならないと私はかねがね思っている。鑑賞や遊興の対象が
生まれながらの女性の人生であるかの如き中世時代の考え方は、もはや化石化したのが世界
共通の認識で、我が国も遅れを取ってはいけないのである。
■働く女性たちを描く
■何れも鉛筆で描き上いアトリエの中でサラサラと鉛筆の走る音だけが聞こえる。描いてどでもなく、無心になれるというか、そんな時間の流れが好きである。昔「捜しものは何ですか」と
■年齢や環境あるいは職業等によって人の姿か変わるものだが、特に女性の場合は男性以上に複雑微妙に放つ光彩が違う。故に古くからも古今東西の絵画にも女性像が登場するのかもしれない。私も真似事ながらもそんな思いでから描いたものが、以下かこらご紹介する絵である。